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ZIPPOヴィンテージ加工について

ZIPPOのヴィンテージには、ヴィンテージ物と、合えてヴィンテージ加工を施した物の2つがあります。
ヴィンテージ加工は大変人気で、ZIPPO愛用者ほど、ヴィンテージを好む傾向にあるようです。
ヴィンテージ加工の方法は素材によってそれぞれです。
ここでは、代表的なシルバーと、ブラスを使ったジッポーのヴィンテージ加工方法をご紹介します。

シルバー
一般的にスターリングシルバーと呼ばれる、銀92.5%、その他7.5%の金属を使った金属で、法律上も純銀と言う扱いです。
銀は一般的に変色しやすい特徴を持っています。
変色は、硫化と呼ばれる化学反応によって起こります。
これは、空気中の硫黄物質と化学反応を起こし、変色します。
これを利用してヴィンテージ加工を作ります。
また、この状態の銀を【燻し銀】と呼びます。黒色に変色したジッポーは、銀の深い味わいが増し、とてもかっこいいです。

ブラス
ブラスは、銅と亜鉛の化合金属です。一般的には、銅65%、亜鉛35%を混ぜ合わせて作ります。
シルバーと比較すると、錆び難い性質を持っています。
また、シルバーの場合は、硫化でしたが、ブラスの場合は、空気中の酸素と化学反応を起こし、酸化します。
酸化すると、くすんだブラスになります。
ちょうど、金管楽器が、古ぼけたような色合いです。
ブラスのヴィンテージ加工はこの酸化を利用します。アンティークな風合いが出てきて、大変人気です。